6月3日の通院

 2日の晩の悶絶痛や翌日になっても治らない痛みから通院せざるを得ないと、仕事を休んで市民病院の婦人科に行った。嘔吐があったので胃腸科に行こうかとも考えたけど、下腹だけが痛く、排出物に異常がなかったので、婦人科へ。

 久しぶりだったので初診扱い、予約枠外での受付、待ちに待って3時間半!痛みがあって来てるの知ってて3時間半も放置って!受付に聞いても「お待たせして申し訳ありません。」ってだけ。先生に問い合わせもしてくれない。なんて不親切。

 やっと診察室に呼ばれて昨日の痛みについて話す。(あー長かった)

先生「胃腸科じゃなくて婦人科に来た理由は?」

私「下腹部が痛いのと、排泄物に異常がなかったので…」(散々待たせてその言葉?はぁ?!)

先生「内診したら分かるか…じゃ、隣の部屋へ。」

私「はい。」(かなり上から目線!)

先生「はい、これどう、痛い?こっちは?じゃあ、ここは?」

私「はい、痛い、痛い、痛いです。」

先生「ごめん、こんなに痛いんだったら、もっと早く呼んであげるべきだったね。」

私「ああ…まあ、痛いからここに来てるんですけどね。」

先生「本当にごめんなさい。昨日の痛みの原因ですが卵巣捻転だと思う、今すぐ捻れを治す手術をするから入院して下さい。」

私「え、今ですか?それは無理です。」

先生「何で?捻れを治さないと痛みはまだ続くよ。」

私「今日は帰らないと。重度の障がいのある子がいて、母子家庭な上、近くに身内がいないので、今日は何が何でも帰らなくては。」

先生「帰れるの?」

私「たぶん。いや、帰ります。3時間以上待合室で待てたし、歩けるので。」

先生「本当にごめん。帰れたとしてもまた痛みが来たら耐えられるの?」

私「耐えられるか分かりませんが、今日は帰ります。這ってでも。何がなんでも。」

先生「じゃあ、緊急で運ばれて来た時のために備えて手術前の検査して帰りますか?」

私「はい」(これだけ待って検査もしないで帰ってたまるか。)

それから、尿検査(2回目)、レントゲン、心電図、血液検査、造影剤を使ったMRIを終え、結果が出て診察室に再度呼ばれたのは17時頃。(10時から来てたよね…)

先生「今は捻れてないか、少し捻れが緩くなっているからか、痛みはまだ我慢できる程度になっていると思う。ただ、癌のような形が見える。サイズは小さいし初期だね。これは卵巣、卵管取らないとならないね。」

私「はあ、そうですか…えーと、まあ、捻れたり癌らしき物がある卵巣を置いておく理由はないですね…でも子供の預け先を決めないと。」

先生「手術日を決めないと預ける予定どうたてるの?」

私「はい、そうですね、そうですよね。決めましょう。」(疲労と痛みと検査結果に混乱中)

先生「じゃあ、来週?」

私「来週!?さすがに無理です。来週は。」

先生「じゃあ、その次の週?!」

私「うーん…じゃあ、とりあえず、その週の、えーと。どうしようかな…」

先生「私の手術日はこことここ。で、どこ?」

私「じゃあ、ここで。ここでお願いします。」

先生「はい、分かりました。今後の手術までの予定の詳細は待合室で看護師さんから説明してもらいますね。」

 左卵巣捻転がきっかけで、卵巣腫瘍が見つかり(良性の場合もあるが)、摘出手術が決まり、手術後の私の人生がどう変わってしまうのか。今後の私の人生の記録用ブログ、存在所の発端理由です。

 年に一回は子宮頸がん検査に婦人科に行っていましたが、コロナ禍では婦人科への通院を控え1年半以上行けずにいました。年に1度の健康診断や婦人科の検査などは受けておくべきです。